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年間スケジュール


  • 2017年度の展覧会

    特別展

    バロックの巨匠たち2017年4月15日(土)~6月11日(日)

    西洋美術の歴史のなかでも名だたる巨匠たちが登場したバロック期。

    バロック絵画の様式は16世紀末のイタリアを起源として、18世紀初頭までにヨーロッパ各地に広がりました。写実的な描写と明暗法を特徴とするドラマチックなバロック絵画は、見る者の感情に訴えかける効果があり、当時のカトリック教会においては聖書を視覚的に表現するための手段として重要な役割を果たしました。

    本展では、ヨハネ・パウロ2世美術館、プラハ国立美術館、シャルトル会修道院美術館が所蔵する絵画を約50点展示します。

    ティツィアーノ、ヴェロネーゼなどバロック様式に影響を与えたイタリアの画家たち、レンブラント、ルーベンス、ブリューゲル(子)、ヴァン・ダイクなどオランダとフランドルの画家たち、さらにベラスケス、ムリーリョといったスペインの画家たちなど、巨匠たちが描き出した華麗なるバロックの世界を紹介します。

     

    特別展

    フジフイルム・フォトコレクション「私の1枚」 日本の写真史を飾った101人2017年7月1日(土)~8月20日(日)

    最初の写真術ダゲレオタイプがパリで公表されたのは1839年でしたが、日本にその技術が伝来するのはそのわずか9年後、幕末の1848(嘉永元)年のことでした。幕末に写真が渡来してから150年余り、日本では多くの優れた写真家が作品を残してきました。本展ではその中でも特に重要な101人の写真家が撮影した「この1枚」と呼べる代表作を銀塩プリントで展示し、日本写真史の軌跡を紹介します。  
    日本写真の黎明期を支えたフェリーチェ・ベアトや下岡蓮杖の作品を筆頭に、写真に絵画的表現を追求した20世紀初頭の芸術写真、独立した芸術としての写真を目指した1930年代の新興写真、戦前戦後に現れた林忠彦、植田正治、木村伊兵衛などが見せた多種多様な表現、そして今日現役で活動する写真家たちの作品など、日本写真史を語る上で欠かせない作品を展示します。

    101枚の中には山梨にゆかりのある写真家や作品も含まれます。1841(天保12)年に甲斐国に生まれた日下部金兵衛、富士山を多く撮影した岡田紅陽や白簱史朗の作品も展示します。 

    本展は日本写真史を通史的に概観する当館初の展覧会となります。デジタル写真の普及で写真が今まで以上に身近になった今こそ、急速ながら豊かな発展を続ける日本の写真史の流れを改めて見直します。

     

     

    ≪同時開催≫

     

    植松波雄、内田宏、中山梅三、村田一夫。昭和の山梨を多く撮影した4人の写真家の作品をご紹介します。

     

    皆様より応募いただいた「私の1枚」を展示します。

    特別展

    ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生2017年9月2日(土)~10月22日(日)

    モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)は、音楽家、自転車競技者としての活動を経て、激しい色彩表現を特徴とする「野獣派(フォーヴィスム)」の画家として名を馳せました。その後、セザンヌの芸術を受容することで、落ち着いた色彩と堅固な空間表現を獲得しますが、同じくセザンヌ芸術から開花したキュビィスムをはじめとする同時代の前衛芸術の展開に追従することなく、独自の絵画表現を探求しました。パリの喧騒から離れた地を拠点とし、静かな生活を送る中、村の家々、道、雪景色、自宅で目にした花束や静物といった身近な対象を生涯繰り返し描きました。自身の内に沸き起こる詩的な感情と向き合い、絵画として表現し続けたその画業は、佐伯祐三や里見勝蔵といった日本人画家にも大きな影響を与えました。

    本展では、フランス、スイスで所蔵される作品を中心とした約80点を展観し、その画業を辿ります。また、画家のみならず、文筆家としての旺盛な表現活動にも着目し、絵画と言葉によって紡がれた、孤高の芸術家人生を探ります。

      

    ※作品保護のため展示室内の温度を21℃程度に保っております。

    上着などをお持ちいただくことをお勧めいたします。 

    特別展

    狩野芳崖と四天王 ー近代日本画、もうひとつの水脈ー2017年11月3日(金・祝)~12月17日(日)

    近代日本画の黎明期を代表する画家、狩野芳崖(1828~1888)。畢生の大作《悲母観音》は、近代日本画の原点と称えられ、記念碑的作品として日本美術史に燦然と輝きます。その芳崖に師事した最後の弟子、岡倉秋水(1869~1950)、岡不崩(1869~1940)、高屋肖哲(1866~1945)、本多天城(1867~1946)は、次代の画壇を担う「四天王」として嘱望されました。しかし、芳崖が東京美術学校(現、東京藝術大学)の開校直前に没し、画壇が岡倉天心に牽引された横山大観、菱田春草ら、後に日本美術院で活躍する気鋭の画家たちで占められると、彼らは中央画壇から遠ざかり、今では忘れ去られた存在となってしまいました。

    本展は、彼ら四天王に光を当てた初めての展覧会です。知られざる画業を新出作品や初紹介資料等を通じて多角的に辿るとともに、芳崖をはじめ、橋本雅邦ら近代日本画の基礎を築いた画家たちの代表作、さらには近代日本画の未来を切り開いていった大観、春草らの作品もあわせて約90点を展観します。

    ※会期中、大幅な展示替えをします。

    前期:11月3日~11月26日 

    後期:11月28日~12月17日

     

    特別展

    山梨県立美術館開館40周年記念 コレクション企画展「山梨県立美術館物語 40年間のストーリー&ヒストリー」2018年1月2日(火)~3月4日(日)

     山梨県立美術館の40年の歩みを4つの章で振り返ります。

     

    山梨県立美術館は昭和53(1978)年に開館し、平成30(2018)年に40周年を迎えます。本展では当館の歩みを様々な資料や所蔵品をとおして振り返ります。

     

     第1章では、今まで公開する機会の少なかった写真資料とともに、当館の歴史を振り返ります。建設前の地鎮式、建物建設中の様子、ミレー《種をまく人》が報道陣の前に初めて公開された時の熱気、開館初日に出来た長蛇の列、そしてその後の様々な出来事をご紹介します。

     

     第2章では、アンケートによって選ばれた所蔵品「私の愛する作品たち」を寄せられたコメントと合わせて展示します。ミレー館の作品で選ばれたものの一部に関しては、作品にまつわる普段見ることの出来ない資料を展示いたします。作品自体は本展と同じチケットで、ミレー館にてご覧いただけます。

     

     第3章では、当館が今まで開催してきた特別展に着目します。「ミレー、バルビゾン派、ヨーロッパの風景画の展覧会」、「山梨に関する作家や作品の展覧会」、「世界中の様々な美術を紹介する展覧会」という3つのカテゴリーに分けて、当館における特別展の蓄積と意義を広報用印刷物や展示風景の写真などとともに考察します。

     

     第4章では、当館が開館当初から取り組む教育普及事業の発展を振り返ります。実際子どもの頃にワークショップに参加した方々にもアンケートを行い、美術館の教育普及事業の可能性を探ります。

     

     未来への飛躍を抱負に、山梨県立美術館のこれまでの活動を振り返る展覧会です。ぜひご高覧ください。

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