種をまく 世界がひらく 山梨県立美術館

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コレクション展

山梨県立美術館の収蔵品で構成するコレクション展は、ミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介する<ミレー館>、山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介する<テーマ展示室>、甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介する<萩原英雄記念室>があります。これらの展示室では、年に4回展示替えを行い、常時「コレクション展」を開催しています。

ミレー館 [コレクション展A]

第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションを、第2室ではバルビゾン派の画家の作品を中心に展示しています。

ジャン=フランソワ・ミレー
「ミレー没後150周年記念」

 ミレー館の第1室では当館が所蔵するミレーの作品をご覧いただけます。
 《種をまく人》をはじめ、《落ち穂拾い、夏》《ポーリーヌ・V・オノの肖像》《冬(凍えたキューピッド》などを展示しています。また、令和8年3月8日(日)まで《雁を見上げる羊飼いの少女》のほか、ミレーの紙作品を展示しています。

※ミレー没後150周年記念:没後150周年を記念し、冬季はパステル画の《雁を見上げる羊飼いの少女》のほか、働く女性たちを描いた素描や版画などの紙作品をご紹介します。本記念企画は春季にも実施予定です。
※「3のつく日はミレーの日」:11月3日(月・祝)の開館記念日より、毎月3のつく日にミレー館での写真撮影が可能となりました。




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ジャン=フランソワ・ミレー《落ち穂拾い、夏》
1853年 油彩・麻布




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ジャン=フランソワ・ミレー《種をまく人》
1850年 油彩・麻布




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ジャン=フランソワ・ミレー《雁を見上げる羊飼いの少女》
1865年 パステル・紙 58.0×41.6cm





【毎月3のつく日はミレーの日】

ジャン=フランソワ・ミレーの没後150年を記念して、毎月3のつく日を“ミレーの日”とし、《種をまく人》をはじめとするミレー作品やバルビゾン派の作品を展示する「ミレー館」において、展示作品の写真撮影を可能とします。(※一部の作品を除く)


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・私的利用の目的でのみ撮影可能です。
・動画撮影、フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用はご遠慮ください。
・SNS投稿の際は、他のお客様の写り込みにご配慮をお願いします。



ミレーやバルビゾン派の作品を展示しているミレー館(コレクション展A)の3DVRを公開しました。
実際の展示室の中を歩き回るように、オンライン上で展示空間を移動しながら楽しむことができます。
「ドールハウス」ボタンからは、展示室全体を見渡すこともできます。
※個別の作品の解説は、円形のタグをクリックしてお読みください。







ジャン=フランソワ・ミレーの生涯をたどるアニメーションを作成しました。
アニメ「ジャン=フランソワ・ミレー」





 ミレー館では、ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」を導入しております。「ポケット学芸員」は、展示作品をはじめとするさまざまな情報を案内するアプリです。対象作品につけられている番号を入力すると、解説や関連情報を得ることができます。

⇒ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」について


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テーマ展示室 [コレクション展B]

山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介しています。

「冬の情景」12月9日(火)~2026年3月8日(日)
12月16日(火)~2026年3月8日(日)
「具象と抽象のあわい」
「1980年代以降の「日本画」」

「冬の情景」


 古屋正壽や山田申吾による日本画や、川瀬巴水や笠松紫浪の新版画など、冬にちなんだ風景や風俗を描いた作品を展示します。

<主な展示作品>
古屋正壽《宿雪》、山田申吾《霜晨》、川瀬巴水《河口湖の冬》、笠松紫浪《雪の塔 上野東照宮》



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古屋正壽《宿雪》1937年 紙本着色 243.0×181.0 cm


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川瀬巴水《河口湖の冬》1937年 木版 18.0×24.9 cm



「具象と抽象のあわい」


 半具象・半抽象的な作品を①室内・静物、②人物・動物、③風景の3つのジャンルごとにご紹介します。対象を具体的に描いた具象とそうでない抽象は、なにか全く正反対のような印象を受けますが、すべての作品がそのどちらかにはっきりと属しているわけではありません。両者のあわいに存在している作品もまた多くあります。作家たちは、自身の表現したいものに応じて具象と抽象の最適なバランスを追究するとともに、ひとつの作品の中で具象的な表現と抽象的な表現とを使い分けてもいるのです。作品ごとの表現の違いや作家の意図などに着目しながら、具象と抽象のあわいを見つめます。

<主な展示作品>
桑原福保《画室の朝》、土屋義郎《あざみ》、マルク・シャガール《花束》、石原長光《裸婦Ⅲ》、濱田稔《悪日》、須田寿《白い馬》、中川一政《富士川風景》、佐野智子《原》、佐藤正明《サブウェイ No.8》ほか



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桑原福保《画室の朝》1949年 油彩・麻布 116.7×90.9 cm


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石原長光《裸婦Ⅲ》1921~23年頃 油彩・麻布 61.5×51.0 cm


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佐野智子《原》1966年 油彩・麻布 130.3×193.9 cm



 1980年代以降の「日本画」


 特別展「「日本画」の挑戦者たち それぞれの葛藤と探求」とゆるやかに関連する本コーナーでは、従来の「日本画」のジャンルを超えた多様な表現の広がりを取り上げます。

<主な展示作品>
川﨑麻児《足音》、宇野さおり《陰り》、福井江太郎《阿Ⅰ》、山口晃《冨士北麓参詣曼荼羅》



萩原英雄記念室 [コレクション展C]

甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介しています。

「新聞を彫る」
「雑誌を貼る」
「多彩な木版表現」
展示期間:2025年12月9日(火)~2026年3月8日(日)

 「新聞を彫る」「雑誌を貼る」では、1972年制作の「影法師」シリーズやその後のコラージュ作品など、印刷物をモチーフとした作品をご紹介します。「多彩な木版表現」では、常に技法的な探究を続けてきた萩原による多彩な作例をご覧いただきます。




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萩原英雄《影法師 No.7》1972年 木版 60.0×91.0 cm





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萩原英雄 Hideo HAGIWARA
1913(大正2)年-2007(平成19)年

山梨県甲府市生まれ
 日本を代表する木版画家のひとりとして知られる。両面摺りや木版の凹版摺りなどの革新的な技法を開拓し、木版画の新しい表現を切り開いた。色彩豊かな作品は国内外で高い評価を受けている。萩原自身が制作した版画や油彩画など3971点と、萩原が蒐集した様々な地域の作家の作品888点を当館に寄贈したことを記念し、2004(平成16)年、萩原英雄作品展示室〔美の遍路〕と、萩原英雄コレクション室が開室した。2009(平成21)年より名称を〔萩原英雄記念室〕に変更し、萩原の作品や蒐集品を展示している。