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コレクション展

  • 山梨県立美術館のコレクション


     山梨県立美術館は1978年の開館以来、「ミレーの美術館」として広く親しまれています。

    最初の収蔵品であるジャン=フランソワ・ミレーの《種をまく人》を中心として、ミレーやバルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家、ならびに山梨ゆかりの作家や日本の近現代作家の作品収集に力を注いでいます。

     

    所蔵品の総点数は現在約1万点にもおよび、コレクション展は年4回展示替えを行っています。

    ミレーやコロー、ルソーといったバルビゾン派を主に紹介する「ミレー館」、望月春江や近藤浩一路など山梨ゆかりの作家や日本近現代の重要な作家を多彩なテーマで紹介する「テーマ展示室」、版画作品で知られる萩原英雄の作品や蒐集品を紹介する「萩原英雄記念室」の3室がご覧いただけます。

     


    ■ミレー 《落ち穂拾い、夏》はフランスへ貸し出し中です

     

    現在、《落ち穂拾い、夏》を下記の概要で貸出しており、2018年3月12日まで当館ではご覧いただけません。

     

    【展覧会名】 Jean-François Millet, rétrospective ジャン=フランソワ・ミレー回顧展 

                       (20171014日~2018122日)

    【会場】 パレ・デ・ボザール リール宮殿美術館

     

    同展は、フランス本国で開催される約40年ぶりの大規模なミレー展となります。

     

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    《落ち穂拾い、夏》  1853年 油彩・麻布

     

    なお、本作品が不在中のコレクション展秋ではミレーのパステル画を展示しております。

    明るい色彩で戸外の瑞々しさを捉えた作品で、保存上の理由から常時展示を行っていない作品となります。

    この機会に是非、足をお運びいただければと思います。

     

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    《雁を見上げる羊飼いの少女》 1865年 黒クレヨン、パステル・紙

     

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    《ヴォージュ山中の牧場風景》 1868年 パステル・紙

     


    ■お気に入りの作品を教えてください!

     

    山梨県立美術館ではこの度、お気に入りの作品について皆様にお聞きするアンケートを行なっております。

    頂いた回答は開館40周年を記念して開催する、平成29年度コレクション企画展「山梨県立美術館物語-40年間のストーリー&ヒストリー(仮題)」(平成30年1月2日~3月4日)の展示に反映させていただきます。

    ご協力、どうぞよろしくお願いいたします(お一人様1枚まで)。

     

    ◆投票は<こちら>から

    ※収蔵作品は<収蔵作品検索システム>でご覧いただけます。


     

  • コレクション展Aミレー館


    第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションを、第2室ではバルビゾン派の画家の作品を中心に展示しています。

    ミレー館 第1室
    ジャン=フランソワ・ミレーの生涯

    ジャン=フランソワ・ミレーは、1814年にフランス西北部のグリュシー村で生まれました。
    小さい頃から絵を描くのが好きだったミレーは、パリの美術学校へ通い、プロの画家になります。
    1849年には、パリから少し離れたバルビゾン村に移住。
    この村で最初に描いた大作が、 《種をまく人》でした。
    1875年に亡くなるまで、ミレーはバルビゾン村に住みつづけ、農民の姿や生活を描きました。


    ミレー館 第2室
    バルビゾンの画家たち

    フランスの首都から60kmほど離れたところに「フォンテーヌブローの森」という大きな森があります。
    その森のまわりにある村のひとつがバルビゾン村です。19世紀前半、この村にはミレーを含めてたくさんの芸術家が集まっていました。
    彼らは、この村の名前をとって「バルビゾン派」と呼ばれています。

    展示期間:2017年9月12日(火)~2017年11月26日(日)
    ※季節に合わせて年4回展示替えを行っています。

  • コレクション展B テーマ展示室


    展示替えごとにテーマを設けて展示します。

      ■テーマ展示 「たべる」と「えがく」の不思議な関係

     

    第1章実りの秋

    ⽇本美術は季節をとても⼤切にしてきました。それは旬を重んじる⽇本の食

    にも通ずるところがあります。本章では、秋の情景や旬の食材を描いた⽇本画

    を紹介します。近藤浩⼀路の《皿の葡萄》や川﨑⼩⻁の写⽣図など、みずみず

    しい果物や野菜の表現にご注目ください。

     

    旬の野菜や果物を描いた写⽣図、食卓に置かれた皿や食材を描いた油彩の静

    物画、さらには食を通じて高次のメッセージを発信する現代美術など、古今東

    ⻄の作家たちが食をめぐる多様な作品を⽣み出してきました。誰にとっても身

    近であり、⽣活の根幹に関わるものだからこそ、食は美術と結びつきやすいの

    かもしれません。

    本展では、5章の構成で食をテーマに約90点の所蔵品を展示します。食材の

    造形の妙を描き出した作品や、食べるという営みを通して人間の本質を問いか

    ける作品、食材を⽐喩的に⽤いた作品など、各作家が食をモチーフとする理由

    や観点は十人十色です。芸術と食の秋、本展でぜひ楽しいひとときをお過ごし

    ください。

     

    第2章食の静物画

    ⽇本美術においては写⽣図として独⽴した食材が描かれることがありましたが、

    ⻄洋美術では食卓をモチーフとした絵画が重要な画題の1つとされてきました。富

    を象徴する豪華な食材を集めた静物画や、「最後の晩餐」に代表されるような宗教

    画など、食が⼤きな役割を担う絵画は古くから存在します。⽇本の洋画家たちも、

    油彩による数多くの静物画を残してきました。本章では、特に果物を描いた静物画

    がたくさん登場します。各作家による表現の違いをお楽しみください。

     

     

    第3章食をめぐる情景

    食事の時間や回数は⽂化や習慣によって異なりますが、食事をとる⾏為は誰に

    とっても⽇々の重要事項であると考えられます。収穫、調理、飲食といった食にま

    つわる様々な情景が⽇々繰り広げられ、そのワンシーンを切り取った絵画が多数描

    かれてきました。本章では、⾃宅やレストランなどで食事をする場⾯、あるいは市

    場や畑、台所などで食材を調達したり料理したりする場⾯といった、食をめぐる情

    景を描いた作品を紹介します。

     

     

    第4章食べて⽣きる

    食事をとったり、畑を耕したりといった、⽇常を描いた作品から、喜びや悲しみ、

    厳かさといった様々な感情が呼び覚まされることがあります。食というテーマは、

    時として人⽣そのものへの問いかけを発することができるのかもしれません。本章

    では、のむら清六の《ゆうめし図》などを展示します。

     

     

     

    第5章⽐喩としての食べ物

    りんごや卵といったありふれた食材であっても、作家の目を通して表現されるこ

    とで不思議な形に変化したり、実は重要なメッセージが托されていたりすることも

    あります。食材は作家にとって最も身近なモチーフの1つであると同時に、現実世

    界の様々な課題をあらわにする象徴的な存在でもあります。食べ物というモチーフ

    を通して作家が表現したかったことを想像してご鑑賞ください。

    展示期間:2017年9月5日(火)~2017年12月3日(日)
    ※季節に合わせて年4回展示替えを行っています。

  • コレクション展C 萩原英雄記念室


    ◆「顔の造形」


    ⼭梨県甲府市出身の作家・萩原英雄は、抽象的な表現の木版画で注目を集め、
    国際的にも高い評価を得ています。萩原が制作した版画や油彩画など3971点と、
    蒐集品888点が当館に寄贈され、「萩原英雄記念室」が開室しました。
    秋季は「顔の造形」をテーマに作品を紹介します。萩原は、人物の顔をさまざま
    な技法や描法で表現しています。その表情には喜び、悲しみ、怒り、孤独といった
    豊かな感情があらわれ、⾒る者をひきつけます。萩原の⾃画像や友人の肖像画、ギ
    リシャ神話の神々の顔をモチーフとした版画など、さまざまな「顔の造形」を展示
    いたします。

    展示期間:2017年9月12日(火)~2017年11月26日(日)
    ※季節に合わせて年4回展示替えを行っています。

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