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コレクション展

  • 山梨県立美術館のコレクション


    山梨県立美術館には、特別展示室の他に、ミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介する<ミレー館>、山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介する<テーマ展示室>、甲府市出身の美術家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介する<萩原英雄記念室>があります。これらの展示室では、年に4回展示替えを行い、常時「コレクション展」を開催しています

    ※出品作品は変更になる場合がございます。

  • コレクション展Aミレー館


    第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションを、第2室ではバルビゾン派の画家の作品を中心に展示しています。

    ミレー館 第1室
    ジャン=フランソワ・ミレーの生涯

    ミレー館の展示構成を一新します。

     作品の背景に広がる世界により一層深く触れていただくべく、作品の配置や紹介パネルの充実など、展示構成を変更いたします。


      ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)生涯と作品

     1室では、農民の生活を主題とした絵画で知られるジャン=フランソワ・ミレーの画業を3期に分け、油彩画12点を中心に作品をご紹介いたします。ミレーの生涯をたどることができる年表コーナーが新設されます。

     

    ジャン=フランソワ・ミレー 
    《角笛を吹く牛飼い》 制作年不詳 油彩・板

     

     


    ミレー館 第2室
    バルビゾンの画家たち

     「自然」を描く画家たち:バルビゾン派を中心に

    2室では、19世紀フランスの風景絵画の展開について、ミレーと同時代に活躍したバルビゾン派の画家たちの作品を中心にご紹介します。

    新たに3章構成に区切り、バルビゾン派とその前後の時代の絵画をご紹介いたします。

     

     

    ギュスターヴ・クールベ 《川辺の鹿》 1864年頃 油彩・麻布 

     

     

      特集コーナー:「ドービニー《船の旅》」

    展示構成の変更により、特集コーナーが新設されました。

    春季には、開館40周年記念として収蔵されたシャルル=フランソワ・ドービニーの版画集(全16点)を一挙展示します。ドービニーはアトリエを設えた船で旅をしながら、水辺の風景を描き出した画家です。コミカルな作風で伝えられる旅の様子をお楽しみください。

     

     

    2018年度新収蔵作品

    シャルル=フランソワ・ドービニー 

    アトリエ船(版画集「船の旅」より)
    1862年エッチング・紙 

     

    展示期間:2019年3月12日(火)~5月26日(日)
    ※季節に合わせて年4回展示替えを行っています。

  • コレクション展B テーマ展示室


    展示替えごとにテーマを設けて展示します。

    新収蔵 野口コレクションの精華

    野口小頻宜男富貴図》 明治後期 【前期展示】

     

      昨年末、本県へ野口家から437点の美術歴史資料が寄贈されました。

    十一屋」の屋号を掲げる野口家は、江戸時代中期、近江国(現、滋賀県)に本邸を置き、甲府城下へ来てはじめは米商と質商を営み、のちに酒造と醤油造事業を拡大し、明治期以降は本県を代表する豪商として繁栄しました。

     歴代の中でも代目当主、野口正忠182293、滋賀県議会議長まで務めた傑物で、幕末から明治期において数多くの文人たちと親交しました。でも関西南画壇の重鎮、日根対山や最後の文人と称される富岡鉄斎との親交は厚く、数多くの絵画作品が野口家のために描かれました    

     また、長男正章の妻で、のちに近代を代表する南画家として活躍した野口小蘋の代表作を多く所蔵していました。

     

     

     春季コレクション展では、これら野口コレクションの中から選りすぐりの美術作品を紹介します

    会期中、前期(3/124/21)後期(4/236/2)にわけて展示替えをおこないます。


     

     

    日根対山《一品當朝図(いっぽんとうちょうず)襖》(部分)安政2(1855)年 紙本墨画【全会期展示】

    滋賀県東近江市にある野口家本邸を飾る襖。慶事のときにのみ用いられたため、状態が極めて良好。

     

    日根対山[ひね たいざん](181369

    現在の大阪府泉佐野市に生まれる。幕末関西を代表する南画家。野口小蘋、中村精十郎ら、山梨にゆかりある近代の南画家を育てた。

     


     

     

     富岡鉄斎十六羅漢図(じゅうろくらかんず)                

    明治291896)年 絹本着色前期展示

    様々な色彩を用いて十六人の羅漢を所狭しに描いている。壮年期の仏画を代表する秀作。 

    富岡鉄斎富士山巓麓略図(ふじさんてんろくりゃくず)

    明治81875)年 紙本墨画淡彩後期展示

    野口正忠のために富士登山から2ヶ月後に描いた。山頂の真上から見下ろした絵地図ともいえる作品

     

     

    富岡鉄斎[とみおか てっさい](18361924

    京都に生まれる。国学、漢学、和歌などを幅広く学び、学者の立場を貫きながら、中国画をはじめ、大和絵や琳派の技法を取り入れた膨大な数の山水、人物画を描き、最後の文人画家と称される。明治81875)年には、甲府の野口家を滞在拠点として富士登山を行うなど、当主、正忠との親交は浅からぬものがあった。

     


     

    野口小頻雲嶺飛泉図(うんれいひせん図) 明治391906)年 絹本着色前期展示                     師日根対山から受け継いだ南画の山水技法に近代的な遠近法を取り入れた山水画の典型的な作風

     

    野口小頻美人図明治21869)年 

    絹本着色後期展示      

    小頻美人画の最初期作品。

     

    野口小頻富貴百齢図(ふうきひゃくれいず)明治21869)年  絹本着色前期展示      

    義父、正忠の古希を祝い制作。吉祥の意味を持つ柏、牡丹、霊芝(れいし)は祝い事に相応しく気品ある作風で描かれる。

     

     

    野口小頻[のぐち しょうひん](18471917

    大阪に生まれる。日根対山に師事した。正忠の長男正章と結婚し、明治121879)年から3年ほど甲府に居住する。その後、上京して様々な展覧会、博覧会へ出品、授賞を重ね近代を代表する女性画家として活躍する。

     


     

     

    春から初夏へ

       

     春をテーマとした望月春江《惜春》、加倉井和夫《春朧》などから、初夏をテーマとした山田申吾《水郷風景》、さらには現代美術から須田悦弘《辛夷》など、季節に合わせた作品を紹介します。

     

     望月春江惜春》1978(昭和53)年紙本着色

     

     

    須田悦弘惜春》1978(昭和53)年紙本着色

     

    山田申吾水郷風景》1931(昭和6)年絹本着色

     

     


     

    萩原英雄の「平成

      

     

     春季コレクション展の間、萩原英雄記念室は特別展示室として使用されます。よってテーマ展示室において萩原英雄作品を特集します。                   

     今回展示では平成が終わりを迎えるこの時期、萩原英雄の長い画業における「平成」に着目して、平成19年に92歳で没するまでの晩年の代表作を紹介します

     

      

     

     

     曙富士》1990年木版

     

     

      追憶 No.11》1992年木版

     

     

     

      

    制作中の萩原英雄

     

     

     

    展示期間:2019年3月12日(火)~6月2日(日)
    ◎春季コレクション展ギャラリートーク


    内容:「新収蔵 野口コレクションの精華」展について担当学芸員が解説します


    講師:担当学芸員

    日時:4月20日(土) 14:00~ 

    場所:コレクション展B(テーマ展示室)

    費用:コレクション展チケットが必要です、申込不要

  • コレクション展C 萩原英雄記念室


    ※春季コレクション展の間、萩原英雄記念室は特別展示室として使用されます。よってテーマ展示室において萩原英雄作品を特集します。

    展示期間: ※萩原英雄記念室は春季閉室いたします。(テーマ展示室にて萩原英雄作品を特集します)
    ※季節に合わせて年4回展示替えを行っています。

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