山梨県甲州市出身の古屋絵菜は、武蔵野美術大学を修了し、花を主なモチーフにろうけつ染めという染色の技法で独自の世界を表現し続けています。代表的作品である幅8mの桜の大作は、平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のタイトルバックに採用されました。近年は抽象的な表現も行なうなど、今後の展開が楽しみな若手作家です。