種をまく 世界がひらく 山梨県立美術館

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コレクション展

山梨県立美術館の収蔵品で構成するコレクション展は、ミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介する<ミレー館>、山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介する<テーマ展示室>、甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介する<萩原英雄記念室>があります。これらの展示室では、年に4回展示替えを行い、常時「コレクション展」を開催しています。

ミレー館 [コレクション展A]

第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションを、第2室ではバルビゾン派の画家の作品を中心に展示しています。

ジャン=フランソワ・ミレー

 ミレー館の第1室では当館が所蔵するミレーの作品をご覧いただけます。
 《種をまく人》をはじめ、《落ち穂拾い、夏》《ポーリーヌ・V・オノの肖像》《冬(凍えたキューピッド》などを展示しています。
※「3のつく日はミレーの日」:毎月3のつく日にミレー館での写真撮影が可能です。




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ジャン=フランソワ・ミレー《種をまく人》
1850年 油彩・麻布



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ジャン=フランソワ・ミレー《落ち穂拾い、夏》
1853年 油彩・麻布





【毎月3のつく日はミレーの日】

ジャン=フランソワ・ミレーの没後150年を記念して、毎月3のつく日を“ミレーの日”とし、《種をまく人》をはじめとするミレー作品やバルビゾン派の作品を展示する「ミレー館」において、展示作品の写真撮影を可能とします。(※一部の作品を除く)


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・私的利用の目的でのみ撮影可能です。
・動画撮影、フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用はご遠慮ください。
・SNS投稿の際は、他のお客様の写り込みにご配慮をお願いします。



ミレーやバルビゾン派の作品を展示しているミレー館(コレクション展A)の3DVRを公開しました。
実際の展示室の中を歩き回るように、オンライン上で展示空間を移動しながら楽しむことができます。
「ドールハウス」ボタンからは、展示室全体を見渡すこともできます。
※個別の作品の解説は、円形のタグをクリックしてお読みください。







ジャン=フランソワ・ミレーの生涯をたどるアニメーションを作成しました。
アニメ「ジャン=フランソワ・ミレー」





 ミレー館では、ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」を導入しております。「ポケット学芸員」は、展示作品をはじめとするさまざまな情報を案内するアプリです。対象作品につけられている番号を入力すると、解説や関連情報を得ることができます。

⇒ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」について


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テーマ展示室 [コレクション展B]

山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介しています。

「山梨・シン・女性展-描いた女、描かれた女-」6月2日(火)~9月13日(日)
「令和6年度修復作品」3月17日(火)~6月14日(日)
「布にまつわるコレクション ~刺繍からクリストまで~」3月17日(火)~6月14日(日)

「令和7年度新収蔵作品」


 令和8年度の春季コレクション展では、令和7年度、新たに当館の収蔵品となった作品を紹介します。

●日本画
近藤浩一路が大正12(1923)年頃に京都で描いた水墨画《大原路》や、戦時中、東山魁夷が甥の川﨑春彦の病気見舞いに贈ったスケッチ《甲州湯村附近》など

●洋画
本県の近代洋画壇の発展に尽力した土屋義郎の珍しい主題からなる《土器》や《不詳(樹海)》など、京都市立芸術大学と京都造形大学で教鞭を執った深沢軍治の画業を俯瞰する作品群9点

●工芸
富士吉田で作陶した三浦硃鈴(しゅれい)が日本伝統工芸展でNHK会長賞を受賞した《孔雀窯変鉢》、忍野村を拠点に制作した現代ガラスの代表的作家・伊藤孚(まこと)の作品

●彫刻
現在の南部町出身で本県を代表する彫刻家・岩崎永人の「Torso」シリーズから《Torso-05》



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近藤浩一路《大原路》大正12(1923)年頃 紙本墨画



「令和6年度修復作品」


 令和6年度に修復された山田敬中《唐美人》とのむら清六《助六》を紹介します。修復工程の写真と説明を添えたパネルでわかりやすく解説します。



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山田敬中《唐美人》大正3(1914)年



「布にまつわるコレクション ~刺繍からクリストまで~」


 特別展「カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語」(4月25日~6月21日)の開催にあわせて、染織品をはじめ、布や刺繍、さらには巨大な布を用いてプロジェクトを展開したクリスト作品を写した写真など、布にまつわるコレクションを紹介します。




「山梨・シン・女性展-描いた女、描かれた女-」


第1室=「第1章 日本画と新版画にみる女性表現 1−1〜1−4」(6月2日~8月30日)
「1-1描いた女、描かれた女」「1-2少女像」「1-3役者絵-男が演じる『女』」「1-4物語の中の女たち」

第2室前半=「第2章 女の諸相2-1~2-3」(6月16日~9月13日)
「2-1母子像」「2-2母の像」「2-3古沢岩美、飯田四郎-独自の女性表現の追求」

第2室後半=「第3章 山梨のシン表現者たち」(6月16日~9月13日)

第3室=「第4章 オマージュ清原啓子」(6月16日~9月13日)

 「山梨・シン・女性展-描いた女、描かれた女-」というテーマのもと、「日本画と新版画にみる女性表現」「女の諸相」「山梨のシン表現者たち」「オマージュ清原啓子」の4章立てで、女性による女性表現、男性による女性表現、山梨ゆかりの今を生きる女性作家たちの作品、早逝した女性版画家の作品等さまざまな作品を紹介します。
 「新」「真」「深」「芯」等複数の意味を併せ持つ表現として定着しつつある「シン」ですが、今回はその「シン」を「女性」の多様な側面を象徴するキーワードとしてテーマタイトルに使用します。

<主な展示作品>
「第1章 日本画と新版画にみる女性表現 1−1〜1−4」
野口小蘋《美人読兵書図》、鈴木美江《花の前》、近藤乾年《初夏の苑》、名取春仙《「創作版画春仙似顔集」六世尾上梅幸 戻橋の小百合》、川﨑小虎《牡丹灯籠》

「第2章 女の諸相2-1~2-3」桑原福保 《緑陰》、のむら清六《臥せる老母》

「第3章 山梨のシン表現者たち」五味祥子《黒い華-羽化する人》、堀内洋子《夏の名残り》

「第4章 オマージュ清原啓子」清原啓子《鳥の眼レンズ》、《雨期




  • 近藤乾年《初夏の苑》
    1933-34年 紙本着色
    182.0 ×206.7㎝


  • 鈴木美江《花の前》
    1976年 紙本着色
     163.0×134.0cm


  • 桑原福保《緑陰》1947年 油彩・麻布
     116.70×90.9cm


  • 堀内洋子《夏の名残り》2012年
    油彩・麻布 162.0 ×162.0㎝


  • 清原啓子《鳥の眼レンズ》1978年
    エッチング、アクアチント 32.7 ×44.4㎝

萩原英雄記念室 [コレクション展C]

甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介しています。

萩原英雄の女性表現
展示期間:3月17日(火)~5月31日(日)

 「さまざまな技法による女性像」「貴婦人」「女神たち」のテーマのもと、萩原英雄の多様な女性表現を紹介します。

<主な展示作品>
萩原英雄《画家の妻》《サーカスの女》《寝台の裸婦》《貴婦人 No.10》《アリアドーネ(『ギリシャ神話』より)》




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萩原英雄《貴婦人 No.10》1975年 木版 38.0 ×54.0㎝



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萩原英雄《アリアドーネ(『ギリシャ神話』より)》1965年 木版 39.0 ×54.0㎝





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萩原英雄 Hideo HAGIWARA
1913(大正2)年-2007(平成19)年

山梨県甲府市生まれ
 日本を代表する木版画家のひとりとして知られる。両面摺りや木版の凹版摺りなどの革新的な技法を開拓し、木版画の新しい表現を切り開いた。色彩豊かな作品は国内外で高い評価を受けている。萩原自身が制作した版画や油彩画など3971点と、萩原が蒐集した様々な地域の作家の作品888点を当館に寄贈したことを記念し、2004(平成16)年、萩原英雄作品展示室〔美の遍路〕と、萩原英雄コレクション室が開室した。2009(平成21)年より名称を〔萩原英雄記念室〕に変更し、萩原の作品や蒐集品を展示している。