種をまく 世界がひらく 山梨県立美術館

MENU
ホーム展覧会・イベントコレクション展

コレクション展

山梨県立美術館の収蔵品で構成するコレクション展は、ミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介する<ミレー館>、山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介する<テーマ展示室>、甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介する<萩原英雄記念室>があります。これらの展示室では、年に4回展示替えを行い、常時「コレクション展」を開催しています。

ミレー館 [コレクション展A]

第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションを、第2室ではバルビゾン派の画家の作品を中心に展示しています。

ジャン=フランソワ・ミレー 生涯と作品
展示期間:2021年9月7日(火)~12月5日(日)
※臨時休館の延長に伴い、9月14日(火)からの開催を予定しております。

 ミレー館の第1室では山梨県立美術館のミレーコレクションをご覧いただけます。
 《種をまく人》のほか、《落ち穂拾い、夏》《鶏に餌をやる女》《夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い》《ポーリーヌ・V・オノの肖像》《角笛を吹く牛飼い》などを展示しています。他館に貸し出していた《グレヴィルの断崖》も秋季コレクション展より再展示します。

g_d01.jpg
ジャン=フランソワ・ミレー《グレヴィルの断崖》
1870年 油彩・麻布


tsunobue02.jpg
ジャン=フランソワ・ミレー《角笛を吹く牛飼い》
制作年不詳 油彩・板


自然を描いた画家たち バルビゾン派を中心に
展示期間:2021年9月7日(火)~12月5日(日)
※臨時休館の延長に伴い、9月14日(火)からの開催を予定しております。

ギュスターヴ・クールベ 《川辺の鹿》
1864年頃 油彩・麻布

 ミレー館の第2室では、主にバルビゾン派の作家の作品を展示しています。貸出をおこなっていたクールベの《川辺の鹿》や《嵐の海》などもご覧いただけます。

テーマ展示室 [コレクション展B]

山梨ゆかりの作家たちの作品を中心に紹介しています。

絵画の中の、その向こう
展示期間:2021年9月14日(火)~12月12日(日)

 移動せずとも名所旧跡や芸術作品を映像や画像でバーチャルに楽しめる技術が進化しています。近頃では、美術館で実物の作品を鑑賞するより、本や画面で作品を目にする機会のほうが多いのではないでしょうか。では、何かを「見る」「体感する」とは、どういうことなのでしょうか?デジタル技術が生まれる前から、平面上に空間を描き出してきた画家たちの作品には、そのヒントが隠されているかもしれません。
 本展では、近藤浩一路による水墨画、小磯良平による室内画、米倉壽仁による超現実主義の風景画、阪本トクロウによる風景画などを展示します。画家たちの目を通して絵画の中に描かれた世界をのぞくことで、「見る」「体感する」の謎に迫ります。


c_b02.jpg
古屋正寿《暮秋》 1929年 紙本着色


c_b01.jpg
米倉壽仁《モニュメント》 1937年 油彩・麻布


c_b03.jpg
近藤浩一路《雨期》 1951年 紙本墨画

土屋義郎 豊穣の筆あと
展示期間:2021年9月14日(火)~12月12日(日)

 山梨県西八代郡三珠町(現、市川三郷町)出身の土屋義郎(1900~1991)は岸田劉生に師事し、大正期の洋画界で存在感を放った草土社のメンバーとなった画家です。草土社解散後は春陽会を中心に活動し、大胆な色彩、モチーフの様式化、絵の具の厚塗りといった独自の作風を築きました。1937(昭和12)年には山梨美術協会の創設に尽くし、長年にわたって山梨の洋画壇を牽引しました。
 本コーナーでは戦前から晩年に近い作品まで、土屋義郎の風景画や静物画を多数展示し、その独特な作品世界の魅力をお楽しみいただきます。

c_b04.jpg
土屋義郎《皿にもったざくろ》
1967年 油彩・麻布


c_b05.jpg
土屋義郎《あざみ》 1975年 油彩・麻布


c_b06.jpg
土屋義郎《晩秋風景》 1965年 油彩・麻布


萩原英雄記念室 [コレクション展C]

甲府市出身の作家である萩原英雄の作品やコレクションを紹介しています。

萩原英雄 木版画の多彩な表現
展示期間:2021年9月7日(火)~12月5日(日)
※臨時休館の延長に伴い、9月14日(火)からの開催を予定しております。

 甲府市出身の版画家・萩原英雄による木版画を展示します。浮世絵から着想を得た「両面摺り」や「空摺り」、木版による凹版での線の表現など、萩原が追究したさまざまな技法による作品をご覧いただけます。同時期に開催する特別展「新版画」(9月14日~10月24日)とあわせて木版画の世界をお楽しみ下さい。


c_c01.jpg
萩原英雄《悪の華 –鉄線花-》 1960年 木版


c_c02.jpg
萩原英雄《ヴィナスとアドニス》 1957年 木版


萩原英雄
Hideo HAGIWARA
1913(大正2)年~2007(平成19)年

〈石の花〉は全16点が制作されたシリーズで、その中には萩原が考案した「両面摺り」(裏面にも色を摺り、それを表面に滲ませる技法)の技法が発揮されています。本コーナーでは第2回東京国際版画ビエンナーレへ出品し、神奈川県立近代美術館賞を受賞しました3作品も含めて展示します。