人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ。なかでも日本人が深い関心をよせるものの一つがテルマエ(公共浴場)であり、ヤマザキマリ氏による漫画『テルマエ・ロマエ』はテルマエへの親近感を一層高めました。本展では、絵画・彫刻・考古遺物といった100件以上の作品や映像、模型などの展示品により、テルマエを愛した古代ローマの人々の生活を身近に感じていただくことができるでしょう。また、『テルマエ・ロマエ』の主人公ルシウスが案内人となり、古代ローマのテルマエとともに、日本の入浴文化も紹介します。
アーツ・アンド・クラフツとは、19世紀のイギリスでウィリアム・モリス(1834~1896)が提唱した、生活と芸術の統合を理念とするデザイン運動のことをさします。本展では160点に及ぶ作品を通じてアーツ・アンド・クラフツ運動の多様な展開を紹介します。