本展では、皇居三の丸尚蔵館が収蔵する作品のなかから、皇室の御慶事に際して制作された絵画や工芸品をはじめ、野口小蘋、富岡鉄斎ら山梨ゆかりの画家の絵画、水晶貴石細工や硯といった県産の工芸品、富士山や山梨ゆかりの地を主題とした美術品など、山梨に関係する様々なテーマで皇室の名品を紹介します。
本展では本邦初公開のホセルイス・ルぺレス氏のコレクションからアメリカのポップ・アートを代表する4人のアーティスト、即ちジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルの作品を展示し、ポップ・アートを概観します。
《長岡の花火》1950(昭和25)年 貼絵
山下清作品管理事務所蔵
© Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
本展は、圧倒的な手わざによる描写と、豊かな色調を特徴とする山下芸術の素晴らしさを余すところなく伝えようとする展覧会です。出品作品は、貼絵に加えて、水彩画、ペン画、陶磁器など約190点。あわせて、リュックや浴衣などの関連資料も展示し、その人物像にも迫ります。
のむら清六《ハハコ像》1966(昭和41)年
山梨県立美術館蔵
本展では「日本画滅亡論」が唱えられた戦後期を経験した画家を中心に、近代以降の日本画家の葛藤と挑戦の軌跡を探ります。